通販業界
近年、通販業界は飛躍的に成長しています。
サービス業や製造業等も通販ビジネスに参入してきて、今後もペースが衰えそうにありません。
以前はカタログショッピングや新聞の広告といったものにほぼ集約され、露出が少ないことから通信販売という認識が定着していませんでした。
しかし、携帯電話やインターネットの普及、カード決済の普及から買い物に利便性を求める志向が高まったことで、通信販売が一般的に広く認識されるようになりました。
通販業界は今後も衰えることなく成長していく事は確実でしょう。
通販をよく利用する人はどんな人でしょうか。
年齢層では、30歳代がピークで、60歳代も徐々に伸びてきています。
男女差では、おおむね女性の方が利用率が高くなっています。
カタログや折込チラシ、DMなどの紙媒体やテレビ、さらに変化が目覚しいウエブやモバイルといった新ツールを連動させたメディアミックスが展開され通販市場はいっそう多様化してきております。
なぜ衰えないのか?
平成20年頃に起きた、米国のサブプライムローン問題やリーマンショックに端を発した世界的な金融危機の影響で個人消費が低迷し、ほとんどの業界が厳しい状況にいた中で、通販業界規模はわずかに減少しましたがほとんど前年度と変わらないままでした。
なぜ、衰えないのでしょう?
その主な理由にネット通販の拡大があげられます。
近年、インターネット通販市場は拡大傾向にあります。
また、モバイル分野も規模は小さいものの、2010年以降はテレビを抜く勢いを見せています。
こうした動向を受け、既に通販大手各社はモバイル事業にも力を入れており、新たなシェアでの拡大を目指しています。
通販業界の今後
通販業界においても、消費者の高齢化は進んでいます。
数多くの店舗が通販を利用し売上を伸ばす中で、これからも消費者が通販で物を買ってくれるかはわかりません。
最近では、フリーペーパーやファッション誌とコラボレーションすることで新規顧客を獲得しようとする動きがありますが、これも、今のところどのくらいの効果が挙がるのかはわかりません。
1人の顧客を獲得するためのコストも高いので、最終的にはリピーターを増やすのが一番売上に繋がりますが、通販での消費者は一つの店に留まりにくく、これも中々難しいものになっています。
今後は、1社が複数のメディアを展開するだけでなく、他の会社とも連携してビジネスを行っていくことで、生き残っていく道になりそうです。